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せこ蟹(せいこ蟹)

せこ蟹とは?

せこ蟹とは、ズワイガニのメスのことです。
せこ蟹は、山陰地方(京都府、福井県、兵庫県、鳥取県)で呼ばれる名称で、せいこ蟹と呼ばれることもあります。

ズワイガニのメスもオスと同様、産地によって呼び方が異なり、山陰地方ではせこ蟹ですが、丹後地方では「こっぺ」、鳥取県では「親ガニ」、石川県では「コウバコ」と呼ばれます。

せこ蟹が美味しい時期は?

せこ蟹は、どの地域でも漁獲できるというものではありません。
産地によっては、オスのみしか漁獲できないので、ズワイガニのメスは、どこでも味わえるというものではありません。
せこ蟹がとれるのは、北陸から山陰にかけての日本海側だけで、世界的にみてもこの地方だけでしか、漁獲が許可されていな貴重なカニなのです。

せこ蟹の漁獲時期は、11月6日から12月31日までのわずか2ヶ月間だけであり、美味しい時期・味わえる時期は、この2ヶ月間です。
新鮮でおいしいせこ蟹を味わえるのは、この時期なので、ぜひ味わっていただきたいです。

せこ蟹の美味しい食べ方

せこ蟹は、ズワイガニのオスに比べて大きさが小さく、食べる部分が少ないのですが、内子と外子、カニみそがおいしいカニです。
外子は、プチプチとした食感がおいしいですし、カニみそもコクがあって非常においしいです。
脚にもしっかり身が詰まっており、甘みもあってすごく美味しいので、ゆでたてが最もおいしいと思います。

オスに比べて価格が安いので、美味しい時期に買って、たっぷり堪能してください。

越前ガニ

越前ガニとは?

ズワイガニは、とれる産地によって呼び方が変わりますが、そのひとつが越前ガニです。
越前ガニもズワイガニなのですが、福井県でとれるズワイガニのことをそう呼びます。
つまり越前ガニと呼ばれるのは、福井県でとれたズワイガニのみであり、オスのみです。

越前ガニは、ズワイガニの中でも最高級品種であり、特においしいとされています。
皇室に献上している唯一のカニであり、福井県の冬の味覚の王様です。

オスは、甲幅15cm、メスは、7〜8cmです。
生まれてから大人になるまで8〜10年もかかり、成熟期間や味などからみて、値段が高くなるのもうなずけます。
越前ガニには、黄色いタグがつけられています。

なぜ越前ガニは美味しい?

越前ガニは、ズワイガニの中でも特に美味しいとされているのですが、そのおいしさの秘密はなんなのでしょうか?

越前ガニが美味しい理由の一つが、その漁場にあります。
越前ガニがとれる魚場は、急深になっており、すぐ近くになっています。
地形が100m、150m、200mと段々畑のようになっていて、カニにとって非常にすみやすくなっています。
住みやすい漁場で居心地が良いので、美味しくなると言われています。

また、福井県の海の冷たさや冬の寒さも、カニを美味しくしていると言われています。
越前ガニは、漁獲後すぐに海水の入った水槽に入れられて、生きたまま港に帰ってくるので、鮮度が保たれ、特においしいのです。

越前ガニが美味しい時期は?

越前ガニは、冬の味覚であり、冬の時期が最もおいしい時期です。
越前ガニの漁の解禁日は、11月6日と決められており、3月20日まで漁が続くので、この間であれば、鮮度が良くおいしい越前ガニを堪能できます。

現地で食べるのはもちろん、通販でも鮮度が良く、美味しい越前ガニを購入することができるので、自宅で本場の味を味わえます。
この時期以外に出回っている越前ガニは、冷凍のものになります。

松葉ガニ

松葉ガニとは?

松葉ガニとは、ズワイガニと同じ種類のカニです。
ズワイガニは一般名称なのですが、とれる産地によって呼び方が変わり、松葉ガニは、山陰・日本海側(島根県、鳥取県、兵庫県、京都府)で水揚げされたズワイガニの総称なのです。

松葉ガニは、さらにその土地でとれたものに地域名をつけて、独自のブランドとして、それぞれタグをつけて売られています。
松葉ガニは、ズワイガニの雄のことを差し、身のしまりが良く、非常においしいカニです。

松葉ガニという名前の由来は、細長くすらっとした脚の形や、脚の筋肉が松葉に見えることからのようです。
また、漁師が浜辺で松葉を焼いて焼きガニとして食べたことから、そう呼ばれるようになったという説もあります。

松葉ガニにはどのようなものがある?

松葉ガニには、単に松葉ガニと呼ばれるものの他に、隠岐松葉ガニと鳥取松葉ガニと呼ばれるものもあります。
隠岐松葉ガニは、鳥取県の隠岐諸島近海でとれた松葉ガニのことで、その中でも特に、一定の品質・大きさ以上のもののことです。

隠岐松葉ガニには、青地のタグがつけられています。
鳥取松葉ガニは、鳥取県で水揚げされたズワイガニのことです。
鳥取松葉ガニは、白地に赤色のタグがつけられており、松葉ガニの水揚げが非常に多いことでも有名です。

水ガニも松葉ガニ?

水ガニをご存知の方もいると思いますが、水ガニも松葉ガニも同じズワイガニの雄です。
水ガニも松葉ガニと同じなのに、なぜ値段は、松葉ガニのほうがはるかに上なのでしょうか?

水ガニとは、脱皮してからあまり月日が経っていないオスガニのことであり、甲羅を含め身体全体が柔らかく、ハサミや脚の身入りが少なく、カニみそも少ないので、松葉ガニのほうが高価なのです。

水ガニも脱皮をしてから1年以上経過すると、甲羅も硬くなり、身入りも多くなって松葉ガニになります。
つまり、水ガニは、若いズワイガニのことで、松葉ガニは成熟したズワイガニのこということです。

紅ズワイガニ

紅ズワイガニとは?

紅ズワイガニは、名前にズワイガニが入っているので、産地による呼び方だけが違うズワイガニと思いがちですが、別の種類のカニです。
同じクモガニ科に属していますが、種類が違います。

生の時から綺麗な紅色をしており、ゆでるとさらに赤みが増します。
見た目はズワイガニと似ていますが、赤みが強いことと甲羅の一番幅が広い部分に1本のトゲがあるのでわかります。

十分おいしいのですが、水分がやや多く、身入りが若干少なめです。
ただ、鮮度が良い状態で、なおかつゆでたてを食べると、味が格段に良いので、地元の人には安くておいしいカニとして、人気があります。

紅ズワイガニの産地は?

紅ズワイガニは、日本海や北朝鮮、ロシアなどで水揚げされています。
日本では、日本海全域と東北地方の太平洋岸沖に分布しており、水深30m以深の泥の海底に住んでいます。

兵庫県の香住漁港では、たくさんの紅ズワイガニが水揚げされており、紅ズワイガニの中でも上質のものが水揚げされています。
香住漁港で水揚げされた紅ズワイガニの中でも、基準をクリアした上質の紅ズワイガニを特に、香住ガニと呼ばれ、白いタグがつけられています。

ベニズワイガニの美味しい食べ方

紅ズワイガニは、ゆでたてを食べるのが最もおいしいですが、鮮度に左右されるため、地元以外で食べる場合は、お味噌汁や鍋物で食べるのが美味しい食べ方です。
鮮度が良いものは、刺身でも食べることができ、身が少なめですが、甘みが非常に強いので、美味しく食べることができます。
紅ズワイガニは、缶詰の材料としてもよく使われます。

本ズワイガニ

本ズワイガニとは?

ズワイガニと一言で言っても、様々な呼び方があります。
その中の一つである本ズワイガニは、ズワイガニの本種であり、この品種のズワイガニを、全国各地で地域ブランドとして販売しています。

つまり、ズワイガニというと、本ズワイガニのことを差します。
様々な呼び方をされるズワイガニですが、それら全て本ズワイガニであり、産地によって呼び方が変わるのです。

本ズワイガニはどこで獲れる?

本ズワイガニは、山口県以北の日本海と、茨城県以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く分布します。
産地として有名なのは、石川県や福井県、鳥取県、京都府、兵庫県です。

水深50m〜1200mの砂泥底に生息していますが、主に水深200m〜600m程の所に生息してます。
オスメスで、生息水深が異なります。

本ズワイガニの旬はいつ?

本ズワイガニの旬は、オスとメスで異なりますし、産地によっても異なります。
富山県以西の海域の場合は、オスは、11月初旬から3月中頃で、メスは、11月初旬から12月下旬になります。

本ズワイガニは、資源保護のために漁期が決められており、旬もこの時期になっています。
毎年漁の解禁日が11月6日からとなっており、漁獲量が制限されていたり、禁漁区や、厳しい甲幅制限など、厳しい漁獲制限がされています。

新潟県以北の海域の場合は、オスもメスも漁期は同じで、10月初めから翌年の5月末までとされています。
この時期の間であれば、美味しい本ズワイガニが味わえます。